Character

「やーそうでしょうそうでしょう僕もそう思ってるんですははは。」

「優しい人なんて、この世に存在しないんだ。」

:司優人 (つかさ やさひと)

:4月6日生17歳/AB型

:171cm/61kg

:常に無表情。喋り口調は棒読み。自分の内側を見せようとせず、誤魔化して語らない。何を考えているのかよくわからない少年。

冗談を交えた文句や口答えが多く、ふざけ半分な言葉や投げやりな言葉を発する事が多い。その物言いのせいか灰羽とはよく口喧嘩(?)をする仲。柑陽と真潤には特別な感情を抱いており、二人の言葉には比較的素直に従う。

真潤に拾われミディの一員となり、梵邸で生活を共にしている。

ミディではオペレーターのような仕事をしている。任務に同行し、皆に真潤の指示を伝達したり、任務の進行状況や皆の様子を真潤に報告する。

実戦は行わない。魔術の才はあまりなく、初歩的なものしか使用できない。

♪image『カウンターアイデンティティ』(UNISON SQUARE GARDEN)

「みんなといるの、すきよ。あったかい、から。」

「優人、これ美味しい、ね?」

:八月一日柑陽 (ほづみ かよ)

:8月1日生(仮)約15歳/?型

:157cm/49kg

:魔獣と人間のハーフ(?)のような生き物。詳細は謎に包まれている。

本来、獣にはないはずの感情がある。優人と出会った日から行動を共にする事になり、ミディの一員になった。今は梵邸で生活を共にしている。

常に温厚。穏やかでぽわんとしているが自分なりに物事をしっかり捉えており、核心を突く言葉を発し、優人を諭す場面も。

自分に関する記憶をほとんど失っている。自分の事を助けてくれた優人の事は特別に思っている。八月一日柑陽という名前も優人が付けたもので本名ではない。

言葉に関する記憶も曖昧で、時折言葉の意味を優人に聞いている。そのため言葉を区切りながらゆっくりと紡ぐ、拙い話し方をする。

運動神経が良く身軽に動けるため、ミディでは現場に出て動く事が多い。魔術の腕も立つため必要とあらば戦闘もこなす。

♪image『2月、白昼の流れ星と飛行機雲』(UNISON SQUARE GARDEN)

「間違いない。何故ならこの私がそう言っているからだ!」

「私には君が、君達が必要だ。」

:梵 真潤 (そよぎ まひる)

:11月23日生26歳/B型

:162cm/54kg

:十三家を統べる梵家の現当主。

実家である梵邸を事務所とする相談屋(ミディ)の設立者でもある。

大雑把でやることなすことが大胆。マイペースで我が道まっしぐらな言動が目立つが、器が大きく、決して人を見捨てない。とても温かな人物。

自然と周囲を巻き込み、まとめていく不思議な力がある。

運動音痴で、手先は不器用。料理や家事の才もない。祖父から青い刀身の刀を引き継いでいるが、ほぼ飾り物の状態と揶揄されている。全て本人は気にしていない。

ミディでは依頼人の話を聞いたり、実践時の指示を出したりしている。

実践的に動くときは、亮の召喚術によって具現化された精霊、仁路(ひいろ)を使いに出す事が多い。

♪image『サンポサキマイライフ/UNISON SQUARE GARDEN』

「クソ優人てめえ!」

「そんなお前だから、守りたいって思っちまうんだよ。」

:五百旗頭 灰羽(いおきべ かいば)

:7月16日生20歳/O型

:173cm/54kg

:十三家の三番目、五百旗頭家の長男。魔術工業学科に通う学生。喫煙者。

訳あって実家を離れ、真潤の誘いで梵邸で共に生活をしている。

口調が乱暴でぶっきらぼうな物言いが多いが、包容力があり、つい他人のことが気になってしまう世話焼きな青年。しかし自分の事が後回しになりがちで、よく周囲に注意されている。

魔術にとても興味関心があり、熱心に勉強をしている生真面目な努力家。

リライアでバイトをしつつ、上司でもあり幼馴染でもある都季に魔術について教わることも。 

亮が唯一心を開いている人物。灰羽自身も亮に惹かれており、護りたいという意思が強い。

ミディではメカニック担当。その他、優人の仕事を手伝うことが多い。

♪image『リニアブルーを聴きながら/UNISON SQUARE GARDEN』

「次のお仕事だけど、誰に行ってもらおうかな。」

「真潤ちゃん、僕の話聞いてた?!」

:春夏秋冬 亮 (ひととせ あき)

:1月10日生26歳/A型

:192cm/85kg

:十三家の三番目、春夏秋冬の嫡男(当主)で真潤の付き人。喫煙者。

幼馴染でもある真潤には昔から振り回されている。なんだかんだで流されている事が多い苦労人。真潤からは苗字を文字って「シキ(四季)」と呼ばれている。

普段は大らかで頼れるみんなの兄のような立ち位置だが、本当は自分に強いコンプレックスを抱いている。自分のことをとてもネガティブに捉える弱い面がある。

ある件をきっかけに灰羽の前では素の自分を出すようになった。自分を含め人を大事にする灰羽の事を、自分が大事にしてあげたいと思っている。

ミディでは梵邸で暮らし、基本的には真潤と共に表に立つ場に出たり、事務的な作業をこなしている。真潤の命令があれば実際に任務に出ることもある。

♪image『気まぐれ雑踏/UNISON SQUARE GARDEN』

「なんだかよくわかんないけど大変だね。」

「都季は俺以外、誰の事も選ばないよ。」

:赤狩山 蒼士 (あかがりやま そうし)

:9月19日生30歳/O型

:178cm/75kg

:十三家の一番目、この国最強の魔術師と呼ばれる赤狩山の当主。

魔術師達が必要な物資や魔術師が制作したものを売る店『リライア』の店長。喫煙者。

表面的には人当たりが良く愛想が良いが、内心では常に自分と店の損得を考えている。仕事と、恋人である都季の事にしか興味がない。人間関係に干渉することを面倒だと考え避ける傾向がある。

大抵の事には動じず受け流せる柔軟性があり沸点も高い。しかし都季に被害(特に物理的な)が及ぶと逆上する。

頭の回転が速く状況判断も早い、できる男。仕事に関しては非常にストイックだが、自身がよく髭を剃り忘れていたり、ズボンからシャツがはみ出ていたりと少しだらしのない部分がある。

過去のある一件以来、都季の事を初めて自分の世界に入ってきた人と称し、執着している。

「これが10分で終わるってことは、こっちは5分で終わるよね?はい行ってらっしゃーい。」

「えーなにそれ。やだ。」

:膳 都季 (かしわで とき)

:2月15日生22歳/AB型

:166cm/59kg

:十三家の二番目、膳の末娘であり当主。

リライアでは商品補充や発注担当の従業員をまとめる立場。自身は商品の仕入れやピッキング等の仕事を行う。喫煙者。

どんな事も器用にこなすように見えるが、影の努力が大きい秀才。

女性らしいものを好まず、表面的な態度や言葉選びも男性に近い。常に他人に気を配って行動することができるため人望が厚い。人を扱う事に関しては器用だが、自身の事に関してはとても不器用。周囲に本質を理解されづらく、息の抜き方も甘えることも下手。

恋人である蒼士には幼いころから複雑な感情を抱いており、今も彼と対等な立場になりたい一心で仕事に励む。

脚や腕、腹に傷痕があり、それを隠すため年中長袖長ズボン。蒼士の前でしか肌の露出はしない。

 

♪image『想いを巡らす100の事象/EGOIST』